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歯周病を治す[11] 奥歯の歯周病は危険?

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院長の花沢です。

 

奥歯は歯周病になった場合と、前歯が歯周病になった場合。

どちらが危険でしょうか?

前歯が歯周病になった場合、まず歯茎が痩せて隙間が広くみえることがあります。

また歯茎が退縮して歯が長く見えたりします。さらに万が一歯周病が重度になり

歯が抜け落ちたり、抜かざるを得なくなった場合。

顔貌が大きく変わってしまいます。

奥歯は見た目にはあまり影響を与えないかもしれませんが、

歯周病によってグラグラ揺れることでお食事を食べにくくなったり、

やがて抜け落ちてしまうことで、しっかりと噛んで食べるということができなくなり、

食べれる食事が制限されてしまいます。

見た目のダメージでは前歯。機能的な面では奥歯の方が

影響が大きいと思われます。

 

治療による治り方に関してはどうでしょうか。

前歯と奥歯の違いとしては、前歯は多くの場合単根といって歯茎のお肉の中に

根っこが一本あって歯を支えています。

それに対し奥歯は複根といって歯を支える根っこが2本・3本あるいは4本ある場合もあります。

歯周病治療では歯根の表面についた汚染物質を除去することが第一の目的になります。

単根であればお掃除が簡単というわけではないですが、

根っこが複数密集していると、根と根の間に器具が到達せず

とても難しいお掃除になります。

大抵の場合手探りで完璧にお掃除するのは不可能に近いと言えます。

その場合歯周外科といって歯茎を開いて

直視できるような状態で掃除を行うことで掃除は格段に行いやすくなります。

しかしながら、見えていても器具が届かない。

根の裏側までは見えないなど

完璧に行うことは難しい場合が多くあります。

悪い部分が取りきれず徐々に周りの骨がなくなり

最終的には抜歯に至る。

奥歯の歯周病にはそのようなリスクがあります。

 

一旦悪くなると治療が難しい奥歯の歯周病

出血、匂い、揺れなど

気になったら早めの対処が重要です。

 

湘南エリアの予防・歯周病対策・メンテナンスは花沢歯科・矯正歯科

CT検査・顕微鏡・マイクロスコープによる徹底的に歯を残す治療や

コンピューターガイドシステムによる安全で正確なインプラント治療を行っています。

矯正専門の副院長と

虫歯治療、歯周病治療、顕微鏡治療からインプラント・入れ歯まで

口腔全体を見据えた診療を専門とする院長の連携診療。

担当衛生士と歯科医師が協力して、予防歯科・歯周病治療を進めて行きます。

細菌検査・唾液検査・各種検査を元に現状をしっかり把握し適切な治療計画を立案

丁寧にカウンセリングいたします。

 

“おもいきり笑って 食べて たくさんしゃべって

があふれる藤沢へ 湘南エリア 日本へ”

 

ご予約は0466-53-8013

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