花沢歯科・矯正歯科

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歯の神経は頑張って残す?

院長の花沢です。 歯髄保存療法ってご存じですか? 歯髄(歯の神経)を従来では一般的には残せなかった状況において、 頑張って保存していくための治療方法です。 神経を残せなかった状況というのは、 虫歯などですでに神経が機能停止してしまっている時、 虫歯が神経に到達している時、虫歯や被せ物などの治療中に神経の近くを触れる ・神経が露出する、 などで神経が...

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CTレントゲンについて

院長の花沢です。 当院では歯や顎の骨、顎関節、副鼻腔などを診査するために、 さまざまなレントゲン写真を活用しています。 口内法X線、パノラマX線、歯科用コーンビームC T、頭部X線規格撮影。   レントゲン写真は放射線被曝の問題がありますので、基本的にレントゲン撮影の皆様の健康におけるメリットがデメリットを大きく上回る時に撮影を行います。 また、自然被曝といって日常生活の中で医療などの人工的な要...

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抜歯のメジャーな原因「破折」

院長の花沢です。 タイトルについて、 歯を抜かなければいけなくなる主な原因はなんでしょうか? 虫歯?歯周病?自然脱落? 少し前のデータになるのですが、 2018年11月に報告された 公益財団法人 8020推進財団の 「第2回永久歯の抜歯原因調査」という報告書があります。1) 2018年6月4日から6月10日の1週間で行われた抜歯処置について、 全国の2345人の歯科医師への質問とその回答から 6...

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親子の唾液接触とアレルギーについて

院長の花沢です。 唾液とアレルギーの関係について、 興味深い論文を拝読しました。 「乳幼児期の唾液接触と学齢期の子どもたちのアレルギー発症」1) 『Journal of Alllergy and Clinical Immunology Global』2023年4月25日発行 に掲載されています。 乳幼児期の親から子への口腔内細菌の移行が、 乳幼児の免疫系を刺激し正常な免疫機能の成熟につながるので...

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前歯セラミック R61203

院長の花沢です。   気がつけば年末ですね。 体調気をつけながら、ラストスパート頑張りましょう。   今回は見た目にかなり重要な上の前歯のかぶせものについてのケースです。 一本だけの治療なので、いかに周囲の天然歯に合わせるかを考えつつ、 また周囲の歯の色調が濃いめのグラデーションになっているが、 そこを程よく再現しすぎないように馴染ませることがポイントと考えた事例でした。   主訴: かぶせもの...

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根の治療症例 R610

院長の花沢です。   根管治療、根の治療についての症例です。   17歳 女性 状態(主訴):下前歯と歯茎が痛み腫れが出てきた 歯科的所見: 下の前歯近辺、頬側の歯肉の腫れ。右下中切歯の神経の反応がない。 レントゲン: 下前歯4本分にわたる大きな炎症像      治療内容 感染根管治療。(根っこの治療)      神経が失われ、内部が細菌感染をおこした歯に対し内部の清掃、消毒を行いました。   ...

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ラミネートベニア3

院長の花沢です。 3つ目のラミネートベニア症例です。 すきっ歯が気になるという当時23歳の女性。 歯列矯正で上顎の隙間を閉じた後に先天的にサイズの小さい前から2番目の歯、 側切歯左右2本に対しラミネートベニア修復を行いました。 今回は土台となる歯の色が濃かったため色の調整が難しくなると判断し、 こちらで色のコントロールのしやすいジルコニアを素材に選択しました。   女性 初診時23歳 症状:空隙...

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Check-Up kodomo とアレルギー

院長の花沢です。 当院ではお子様の虫歯予防に、歯科用フッ素含有用品の使用を推奨しています。 フッ素ジェルやフッ素入り歯磨剤、フッ素洗口剤、歯科医院用高濃度フッ素ペーストなどです。 歯科用のフッ素は無機フッ素化合物で、環境問題などで話題に上がる有機フッ素化合物とは異なるものです。 適正な使用内では安全性の高いものです。   お口の成長に関して。一歳になる少し前に乳歯が生え始め、三歳ごろ乳歯が生え揃...

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