花沢歯科・矯正歯科

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セラミック治療②

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院長の花沢です。お久しぶりです。

 

当院ホームページのかぶせもの&つめものページにて 

https://hanazawa-dc.com/medical/medical10.html

セラミックインレーの症例を追加掲載いたしました。

本日はその内容について、紹介させていただきます。

上の写真が治療前、下が後になります。

 

右上第一大臼歯と第二小臼歯にメタルインレーが入っている
同部位をセラミックインレーに置き換えた

20代女性の方ですが、「口の中に金属の詰め物が入っていることが気になるので、

白い詰め物に取り替えたい」とのリクエストでした。

周囲の天然歯の色調や質感に合った詰め物を入れることを優先課題とし、

e.maxというセラミック素材を用いて外形は大きく変えずにつめもの、インレー治療としました。

手順は以下です。

1日目。まず表面麻酔を塗布後、局所麻酔を行う。

ラバーダム防湿設置下にて金属を削合除去。

続いて汚染歯質・虫歯・残存充填物を除去。

コンポジットレジン(プラスチックのつめもの)で削合面をコーティングしさらに仮づめ。

2日目。色調や質感などを歯科技工士に伝えるための写真撮影。(シェードテイキング)

表面麻酔及び局所麻酔の上最終形態修正。

型採り。精度の高いシリコーン印象材を用いる。

咬合採得。精度の高いシリコーン材料にて、上下の歯のかみ合わせ関係を記録する。

仮つめ。

技工所に型採りを行ったもの、かみ合わせの記録を郵送。

3日目。2週間ほどの期間で技工所より製作・郵送されたセラミックインレーを治療歯にセット。

4日目。1週間程度装着状態を試していただき、再度経過確認し必要あれば調整を行う。

また、接着剤の取り残しがないか口腔内で確認・レントゲンで詰め物と天然歯に隙間段差がないかの確認・

記録の為の写真撮影も行う。

以上で一連のセラミックインレーの治療終了。

 

治療が終わり、金属色のつめものを白い物へという治療目的が達成され、

また周囲と馴染む自然な白さ、虫歯の再発や歯周病の発生の可能性を下げる精度の高さも獲得できました。

 

今回行ったe.maxを用いたセラミックインレー修復ですが、

デメリットとしては、金属や、ジルコニアセラミックと比較し

強度が若干落ちるので破折を防ぐために、厚みを確保する必要があります。

厚みが足りなくなりそうであれば、確保のために歯牙を適宜削る必要があります。

それでもかなりかみ合わせの力の強い方の場合割ってしまうこともあります。

 

しかしながら他の材料と比較し優れた美しさの達成と永続性、精度の高さの獲得が可能なe.maxによるセラミックインレーは

適応ケースの選択と正確な製作手法を用いれば、とても優れた治療手段となります。

非常におすすめできるものですので興味を持たれた方は是非ご相談ください。

 

湘南エリアの予防・歯周病対策・メンテナンスは花沢歯科・矯正歯科

CT検査・顕微鏡・マイクロスコープによる徹底的に歯を残す治療や

高度な技術を持つ技工師とタッグを組み

美しく精密なセラミック治療・かぶせもの・詰め物治療を行っています。

またコンピューターガイドシステムによる安全で正確なインプラント治療も提供。

矯正専門の副院長と

予防、虫歯治療、歯周病治療、顕微鏡治療からインプラント・入れ歯まで

口腔全体を見据えた診療を専門とする院長の連携診療。

担当衛生士と歯科医師が協力して、予防歯科・歯周病治療を進めて行きます。

細菌検査・唾液検査・各種検査を元に現状をしっかり把握し適切な治療計画を立案

丁寧にカウンセリングいたします。

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